Zwide SA11 ベンチマークテストしてみました

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この記事は、おおよそ 3分41秒 で読めます。

先日から、Windows タブレット「Zwide SA11」で、Steam 版スパロボ V をプレイしていますが、意外と快適です。Steam 以外のアプリケーションをインストールしていないせいもありますが、Windows の起動もそこそこ速いですし、ゲーム自体の動きも全然問題ありません。ROG Ally でプレイするのと遜色ありませんし、画面が大きいのでプレイしやすいです。

Windows11 N150タブレット PC で Steam?
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難点といえば、少し重いのと熱を持つこと。あとは、ROG Ally 同様ですが、バッテリーの持ちがよくありません。フル充電後のゲームプレイは1時間20分ほどは持つので、1回プレイするには十分ですが、長いに越したことはありませんので・・ただ、これ以上重くなるのも厳しいので仕方ないですね。

スパロボが問題なく動くのはわかったのですが、実際のところ他の PC と比較すると、どの程度の性能差があるのか確認してみたくなったので、ベンチマークテストをしてみました。

比較対象は、1年半ほど前に購入した「ASUS ROG Ally」と、7年前に自作した「Intel Core i5-8400」のデスクトップ PC です。CPU こそ旧いですが、メモリは 32GB、グラボも3年前に NVIDIA GeForce RTX 3050 を搭載しているので、オフィス系ソフトはもちろん、管理人が扱う程度の動画編集であれば十分 Premiere Pro も動きます。

ベンチマークテストのプログラムは、下記記事を参考にさせていただきました。やかもちさんありがとうございます。

自作パソコンにおすすめなベンチマークソフトと使い方【ベンチオタクが解説】

https://chimolog.co/bto-build-pc-benchmark/

CPUの性能評価

  • 【レンダリング】Cinebench R23

グラボの性能評価

  • 【様々なゲーム】3DMark
  • 【軽いゲーム】FF14:漆黒のヴィランズ

SSDの性能評価

  • 【速度テスト】CrystalDiskMark

CPUやグラボの温度

  • 【測定ソフト】HWiNFO

以上のプログラムを使用してみました。結果がこちら。

PC自作デスクトップPCROG Ally (RC71L-Z1E512)Zwide SA11
HWiNFO
オペレーティング システム:Microsoft Windows 11 Home (x64)
Build 26100.4652 (24H2)
Microsoft Windows 11 Home (x64)
Build 26100.4351 (24H2)
Microsoft Windows 11 Professional (x64)
Build 26100.4652 (24H2)
CPU ブランド:Intel(R) Core(TM) i5-8400 CPU @ 2.80GHzAMD Ryzen Z1 ExtremeIntel(R) N150
総メモリ サイズ:32 GiB16 GiB12 GiB
Total Memory Size [MB]:327681638412288
メモリ タイプ:DDR4 SDRAMLPDDR5 SDRAMLPDDR5 SDRAM
モジュール タイプ:Unbuffered DIMM (UDIMM)LPDDR5 SDRAMLPDDR5 SDRAM
現在のメモリ周波数:1330.4 MHz399.3 MHz (4 : 1 倍率)2394.1 MHz
グラフィックス プロセッサ:NVIDIA GeForce RTX 3050AMD Radeon 760M/780MIntel UHD Graphics
グラフィックス プロセッサ コードネーム:GA106-150PhoenixAlder Lake-N/Twin Lake GT1
グラフィックス メモリ:8192 メガバイト の GDDR6 SDRAM [Hynix]4096 メガバイト の LPDDR5 SDRAM5346284 キロバイト の SDRAM
グラフィックス カード:NVIDIA GeForce RTX 3050AMD Radeon 780M [ASUS]Unknown
グラフィックス カード バス:PCIe v4.0 x16 (16.0 GT/s) @ x8 (2.5 GT/s)PCIe v4.0 x16 (16.0 GT/s) @ x16 (16.0 GT/s)PCIe v2.0 x0 (5.0 GT/s) @ [DISABLED]
ディスク コントローラー:NVMe (PCIe x4 8.0 GT/s @ x4 8.0 GT/s)NVMe (PCIe x4 16.0 GT/s @ x4 16.0 GT/s)Serial ATA 6Gb/s @ 6Gb/s
ホスト コントローラー:Micron NVMe SSD ControllerSandisk, Device ID: 5015Intel Alder Lake-N PCH - SATA Controller (AHCI)
ドライブ モデル:CT1000P2SSD8WD PC SN740 SDDPTQD-512G-1102AirDisk 256GB SSD
ドライブ容量:953,869 MiB (1000 GB)488,386 MiB (512 GB)244,198 MiB (256 GB)
CINEBENCH R23
CPU(Multi Core)513888112912
CPU(Single Core)10221509927
3DMark
Fire Strike (v1.1)スコア1276050841407
グラフィックスのスコア1521955261476
物理スコア11721162946465
総合スコア61391932558
CPU平均温度76℃63℃58℃
GPU平均温度67℃
Steel Nomad Lightスコア60432322302
グラフィックテスト44.77FPS17.20FPS2.24FPS
ファイナルファンタジーXIV
: 黄金のレガシー ベンチマーク
画面サイズ: 3840x2160画面サイズ: 1920x1080画面サイズ: 1920x1080
グラフィック設定のプリセット
: 高品質(デスクトップPC)
グラフィック設定のプリセット
: 高品質(デスクトップPC)
グラフィック設定のプリセット
: 高品質(デスクトップPC)
SCORE:547742941338
平均フレームレート:37.8419330.15219
最低フレームレート:24163
評価:普通-標準的な動作が見込めます。普通-標準的な動作が見込めます。設定変更が必要
-ゲームプレイは可能ですが、全体的に動作が重く感じられます。
グラフィック設定の調整が必要で、
調整により改善される可能性があります。
画面サイズ: 1920x1080
グラフィック設定のプリセット: 標準品質(ノートPC)
SCORE:2050
平均フレームレート:13.63518
最低フレームレート:8
評価:設定変更を推奨
-ゲームプレイは可能ですが、
処理負荷によっては動作が重くなりますので、
その場合はグラフィック設定の調整をお勧めいたします。
CrystalDiskMark
(設定:NVMe SSD/デフォルト)
(設定 > NVMe SSD)(設定 > NVMe SSD)(設定 > デフォルト)
[Read]SEQ 1MiB (Q=8, T=1)2475.47 5090.36 562.50
[Read]SEQ 128KiB (Q=32, T=1)
/SEQ 1MiB (Q=1, T=1)
2468.41 5076.96 463.66
[Read]RND 4KiB (Q=32, T=16)
/RND 4KiB (Q=32, T=1)
740.54 793.28 276.28
[Read]RND 4KiB (Q=1, T=1)49.39 58.94 18.58
[Write]SEQ 1MiB (Q=8, T=1)544.06 3334.05 488.52
[Write]SEQ 128KiB (Q=32, T=1)
/SEQ 1MiB (Q=1, T=1)
221.83 3167.13 436.79
[Write]RND 4KiB (Q=32, T=16)
/RND 4KiB (Q=32, T=1)
212.64 345.46 222.05
[Write]RND 4KiB (Q=1, T=1)134.65 112.29 62.61

2回ずつ実施して数値が良いほうを記載してありますので、あくまでも雑なベンチマークテストであることをご了承ください。各数値そのものより、今回はこの3台でどのくらいの性能差があるのか?ということを知りたいので。

CPU の性能は、ROG Ally が一番でした。少し前の PC とは言え、まだまだ現役 CPU のようです。SA11の N150 は、自作 PC の Core i5-8400 と比較すると、シングルスコアの性能はほぼ同等ですが、マルチスコアはだいぶ差がありました。詳しいことはよくわかりませんが、コア数も違いますし、クロック数も異なりますし、そもそも使われ方が異なるので差があって当然だと思えば、そこそこ健闘しているかと思いました。

グラフィックに関しては、RTX 3050 とはいえ、グラボを積んでいる自作 PC の圧勝でした。FF14 のベンチマークでは、ROG Ally は合格点ですが、SA11 はさすがに数値的には厳しかったです。ただ、デモを見ていた感じではゲーム自体はプレイできそうでしたが、スパロボとは違うので実際には難しいのでしょうか・・

SSD に関しては、ROG Ally の圧勝。これは接続規格からして一番スペックが高かったので当然の結果ではあります。 

総合的にみると、やはり SA11 はかなり厳しいですが、とりあえず、スパロボ V は問題なくプレイできていますので、きっとスパロボ Y も大丈夫だと思います。

なお、本体が熱くなる件に関しては気休めかもしれませんが、スマホ用のクーラーを取り付けてみました。ちなみに冷却している状態と、冷却していない状態で、FF14 のベンチマークを動かし、HWiNFO で CPU 温度を計測してみましたが、目に見えて数値は変わりませんでした。

本体に貼るシールの付け方を間違えたようなので、取り付け方が悪いかもしれませんし、そもそもスマホ用なので能力的にそれほど効果がないのかもしれません。クーラーを外すとその部分の本体は冷たいので、全く効果がないということはないと思いますが、本体全体が冷えるほどではないようです。

ちなみに中央にシールを貼ってつけたのですが、裏から見て、左側の排熱口の部分(金属?)や、右側も磁石?が入っているようで、クーラーのマグネットでくっ付いてしまいます。クーラーをもう一つ付けられそうです。その分、本体のバッテリーも消費するので微妙な話ですが・・とりあえず、この夏はこのクーラーで乗り切って様子を見たいと思います。

Zwide SA11 ベンチマークテストしてみました
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