DroidDeck を Retroid Pocket 5 にインストールしてみた|導入手順とスパロボ動作検証

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Retroid Pocket 5でDroidDeckを使用してスーパーロボット大戦30とスーパーロボット大戦Yをインストールしている画面 Android環境
Retroid Pocket 5上でスパロボ30とスパロボYの動作を確認しました。
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この記事は、おおよそ 4分20秒 で読めます。

DroidDeck を Retroid Pocket 5 にインストールしてみた

先日、DroidDeck について調べたので、実際に手元の Android デバイスへインストールして試してみました。

関連記事はこちら。

Steam DeckをAndroidで再現?Droid-Deckが気になったので調べてみた
AndroidでSteam Deckのような環境を実現できると話題のDroid-Deckを調査。SteamOS-ARM-HandheldsやMaSieS4Fun、Armada OSとの違い、さらにAYN Thor BaseやRetroid Pocket 5など手持ちデバイスでの導入可能性について整理しました。

今回は、Retroid Pocket 5 にインストールしてみます。

DroidDeck をインストールする

GitHub から APK をダウンロード

DroidDeck の最新版は、公式 GitHub のリリースページからダウンロードできます。

Releases · Droid-Deck/DroidDeck
DroidDeck brings the SteamOS experience to Android – Droid-Deck/DroidDeck

記事執筆時点での最新版は DroidDeck 0.4.0 でした。リリースには通常版のほかに「Antutu 版」なども用意されています。こちらは端末側のパフォーマンス制限を回避したり、ゲームとして認識させることで最適化を行うためのバージョンですが、通常利用であれば標準版の DroidDeck-0.4.0.apk を利用すれば問題ありません。ダウンロード後、APK をインストールします。

DroidDeckのGitHubリリースページからAPKをダウンロードする画面
GitHubから最新版のDroidDeckをダウンロードします。

初回起動時の設定

インストール後に起動し、「Steamを実行」を選択します。必要な設定が検出されると案内画面が表示されるため、画面の指示に従って設定を進めます。

DroidDeck初回起動時の権限設定画面
初回起動後は必要な権限を許可してSteam環境を構築します。

Phantom Process Killerの設定

DroidDeck では、Android の「Phantom Process Killer(PPK)」の制限を解除する必要があります。これは Android がバックグラウンドで大量のプロセスを実行しているアプリを自動終了させる仕組みで、Steam のような PC 向けソフトウェアを動かす際には問題になる場合があります。

なぜ設定が必要なのか

Steam は多数のプロセスを利用する

Steam や PC ゲームは、Android アプリとは異なり多数のプロセスを同時に起動して動作します。

Android の保護機能が干渉する

Android 12 以降では、省電力や安定性維持のために大量のバックグラウンドプロセスを動かすアプリを制限する仕組みが導入されています。

制限が有効だとゲームが突然終了する場合がある

制限が有効なままだと、Steam やゲームが動作中に強制終了されることがあります。つまり、この設定は Steam やゲーム関連プロセスが Android によって強制終了されないようにするための設定 です。

設定方法

もっとも簡単なのは、DroidDeck の「自動で修正」機能を利用する方法です。PC は不要で、Android 端末のみで設定できます。

手順

  1. 「通知を許可」を選択して、DroidDeckの通知を許可する
  2. 「自動で修正」を選択する
  3. Androidのワイヤレスデバッグ機能を利用して必要な設定が自動で適用される
  4. 設定が完了するとステータスが更新され、画面が自動で閉じる

インストール作業で手間がかかるのは、この設定くらいだと感じました。

DroidDeckで開発者向けオプションを有効化する画面
Phantom Process Killer対策のため開発者向けオプションを利用します。
DroidDeckのワイヤレスデバッグ設定画面
ワイヤレスデバッグを利用して自動修正の準備を進めます。
ペアリングコードを入力して設定を完了する画面
6桁のペアリングコードを入力して設定を完了します。

Steam へログイン

設定完了後に再度「Steam を実行」を選択すると、Steam のインストールと初回設定が進みます。しばらくすると Steam のログイン画面が表示されるため、アカウントへログインします。ログイン後は、PC 版 Steam とほぼ同じ感覚で利用できます。

DroidDeckからSteamを起動してログインする画面
Steam環境のインストール後にログインを行います。

スパロボ 30 とスパロボ Y を試してみた

動作確認として、以下の2タイトルをインストールしてみました。

  • スーパーロボット大戦30
  • スーパーロボット大戦Y

セーブデータも正常に読み込まれました。

スパロボ 30 の動作

スパロボ 30 については、特に大きな問題は感じませんでした。

戦闘演出やマップ移動も含めて、通常プレイには十分な動作性能だと思います。

スパロボ Y の動作

スパロボYについては終盤シナリオで確認しました。

そのためシナリオ自体が重かった可能性もありますが、画面遷移やコントローラー入力に若干の遅延を感じました。プレイ不能というほどではありませんが、快適さという点ではスパロボ 30 より一段落ちる印象です。このあたりはデバイス性能の影響が大きそうです。

SteamOS上でスーパーロボット大戦30をインストールする画面
スパロボ30をインストールして動作確認を行いました。
DroidDeck上でスーパーロボット大戦Yを起動しセーブデータを読み込んだ画面
スパロボYのセーブデータ同期を確認しました。

DroidDeck を使ってみた感想

DroidDeck の導入は、事前に想像していたよりも簡単でした。通常の Android アプリをインストールする感覚で導入でき、実質的に手間がかかるのは Phantom Process Killer 関連の設定のみです。

また、以前利用していた GameNative では複数デバイス間のセーブデータ同期が不安定になることがありましたが、DroidDeck ではそのあたりに比較的安心感があります。もっとも、長期間利用して検証したわけではないため、実際の安定性については今後の検証が必要です。

今後は以下の端末にもインストールして比較してみる予定です。

  • AYN Thor Base
  • Xiaomi Pad 7
  • Alldocube iPlay60 mini Turbo

複数デバイスでの動作やセーブデータ同期についても、引き続き検証していきたいと思います。

DroidDeckのゲーム管理とコンポーネント設定画面
ゲーム管理やアップデート、各種コンポーネント設定が行えます。
Retroid Pocket 5でDroidDeckを使用してスーパーロボット大戦30とスーパーロボット大戦Yをインストールしている画面
Retroid Pocket 5上でスパロボ30とスパロボYの動作を確認しました。
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