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先日から、いままで Android タブレットでプレイしていた「スーパーロボット大戦IMPACT」を「Retroid Pocket 4 Pro」でプレイしています。
スパロボIMPACTの平面マップが小さすぎて・・
高性能なおかげで快適に動作するのですが、一つだけ困ったことがありました。全体の 3D マップが見づらいので、カーソル周囲の平面マップが表示されるのですが、これが小さすぎて機体アイコンの識別がしづらいです。近視や老眼の影響もあるのですが、8.4インチのタブレットでは十分大きく表示されていたので、たとえ鮮明に表示されているにしても4.7インチではこの平面マップの小ささは見づらくプレイに集中できないことに。しかし、大きく表示したいからといって HDMI 出力で外付けディスプレイを使ってしまっては本末転倒なので・・
ここ数年、パソコンやスマホ、携帯ゲーム機はすべて裸眼でちょうどいい感じです。ただ、小さすぎる文字などを読むときは近づければぼやけますし、遠ざければ小さすぎて見えないということに。老眼のせいか文字が読めない状態になります。どうしても説明書の小さな文字を見たい時など、スマホのカメラで拡大して見たりしています。
Android OS 画面拡大機能を試す
そういえば、Android OS 自体に画面を拡大する機能があったと思ったので、さっそく試してみました。かなり大きくなって見やすいです。ただし都度、拡大機能を呼び出す操作をしないといけないので、プレイ中はちょっと面倒です。
ヘッドルーペを試す
いいアイデアだと思ったのですが、今一つです。ですが、ということは拡大鏡があればよいということで、最近はまったく作らないのですが、以前プラモデルを作っていた時のヘッドルーペが手元にあったことを思い出しました。
タミヤ クラフトツールシリーズ No.92 ヘッドルーペ 1.7/2/2.5倍レンズつき
さっそく引っ張り出して使ってみると、いい感じです。2倍がちょうどいい感じでした。なかなかいいなと思ったのですが、バンド感が強くて装着感が今一つです。プラモデルを作っているときは、あまり気にならなかったのですが・・あと、額の部分にバンドが当たるので、ちょっと汗ばんできます。寒い時期なら、そんなこともないのでしょうが、暑いこの時期は気持ちのよいものではありません。
メガネ型ルーペを試す
そこで、拡大鏡でよいのであればと思い、普通のメガネタイプのルーペなら装着感もよいのでは?ということで調達してみました。
ESAVIA 拡大鏡 ルーペ 跳ね上げ ルーペメガネ 1.0-3.0倍 メガネ型ルーペ ブルーライトカット
倍率?が、1.0~3.5まで0.5刻みで選択でききるので、2.0にしてみました。倍率が2倍なのかなの思ったのですが、先のヘッドルーペ2倍の大きさとはならず、それより小さい感じです。老眼鏡のレンズ度数というやつなのでしょうか。下記サイトによると、レンズ度数が+2.00だと、ルーペの倍率が約1.5倍だそうです。
メガネ型ルーペ(拡大鏡)と老眼鏡はどう違うの?
https://www.paperglass.jp/info/differenceloupe/
1.5倍くらいといわれるとそんな感じです。たった1.5倍と思ってしまうかもしれませんが、先の小さな平面マップを見るには十分です。かなり見やすくなりました。もちろん、単にメガネをかけているだけなので額が汗ばむこともなく快適です。
スマートフォン用ゲーミング画面拡大レンズを試す
ここで調子に乗って、そういえば、スマホの画面を拡大するグッズがあったと思い、ネットで検索するとありました。
スマートフォン用ゲーミング画面拡大レンズ(3倍) P-GML02BK
「Retroid Pocket 4 Pro」はスマホではありませんが、サイズを調べる限り、どうにか使えそうです。価格も2,000円ほどなので、試しにポチッと。取り付けてみると説明の通り、2~3倍に拡大されるようです。わかりづらい写真かもしれませんが、こんな感じです。
よくない点としては、
- 画面が湾曲した感じになる
- クリア感が薄れる(ボケているとまでは言いませんが、少し見づらい)
- 照明などの映り込みがかなりある
ということで、天井照明などの映り込みが気になるので、直接照明が当たらないところで利用したほうが見やすかったです。
まとめ
以上、4つの拡大方法を試してみましたが、ざっくりまとめるとこんな感じです。
良い点 | 悪い点 | |
Android OS 画面拡大機能 | 無料 | 都度操作が面倒 |
ヘッドルーペ | かなり見やすい | 装着感に難あり |
メガネ型ルーペ | まぁまぁ見やすい | 倍率の選択肢が固定 |
スマートフォン用ゲーミング画面拡大レンズ | かなり拡大できる | やや見づらい |
この中だと、メガネ型ルーペが一番いい感じです。スマホ用拡大レンズもよいのですが、画面が大きくなっても見づらくなっては意味がありません。ただし、2,000円ちょっとの割にはよくできています。単に映像を拡大して見るということであれば、コスパは高いと思います。その点、メガネ型ルーペは、今回拡大率はそれほどではないものの小さな文字もクリアに見えますので、バランス的にもいい感じです。もう少し拡大率が大きなレンズだと、なお良かったのかもしれません。
究極は、もう少し大きな画面でそのまま見るのが一番よいのでしょうが、それは「Retroid Pocket 4 Pro」のスペックが物足りなくなって別のデバイスを購入するとき、なるべく画面サイズが大きなものを選ぶことにしましょう。とはいえ、PS2 のエミュレータが、ここまで快適に動いてしまうと、このクラスにこれ以上のスペックは求めない気もします・・
おまけ
肝心な「スーパーロボット大戦IMPACT」はどうなったかというと、ついに「第1部 地上激動篇」がクリアできました。このタイトルは、元々3作品だったものを一作品にリメイクしたものなので、実際には1/3クリアといった感じです。なので、クリアしたと思っても即2作品目が始まってしまうのでした・・
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