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先日「Bluetooth トランスミッター」と「ネックスピーカー」を導入しました。
Bluetooth トランスミッターからノイズ?
音楽を聴いたりしていた分には気が付かなかったのですが、あらためて無音にしてみると、ネックスピーカーに少しノイズが入ります。他の Bluetooth ヘッドセットを接続しても同様。ネックスピーカーやヘッドセットには問題なさそうなので、トランスミッターが原因?と思いましたが、接続方法に原因があったようです。
デジタルをアナログにして、またデジタル
音源となる機器を切り替えるために二つの光オーディオソースが「光ファイバーオーディオ切替器」に接続されています。ここまではデジタル接続。で、この切替器から「DAコンバーター」を経由して「AG03MK2」そこから、スピーカーとヘッドホン。「AG03MK2」から先がアナログ接続。「Bluetooth トランスミッター」は「DAコンバーター」のヘッドホン端子から3.5mmオーディオケーブルで接続しました。経路がこんな状態です。
オーディオソース(1)(2) | |
▼(デジタル) | |
光ファイバーオーディオ切替器 | |
▼(デジタル) | |
DAコンバーター | ▶ |
▼(アナログ) | ▼(アナログ) |
Bluetooth トランスミッター | AG03MK2 |
▼(デジタル) | ▼(アナログ) |
ネックスピーカー | スピーカー・ヘッドホン |
「DAコンバーター」からのライン出力とヘッドホン出力が同時に出せたので、このような接続にしたのですが、無駄にアナログ信号になる部分を作る経路になっていました。
原因は『3.5mmオーディオケーブル』
ノイズの原因はこのアナログ接続の部分で「Bluetooth トランスミッター」への接続を光デジタルケーブルに変えたら、全くノイズがなくなりました。確かに『3.5mmオーディオケーブル』は見るからにノイズに弱そうですし、そもそも、その周囲は各種機器と他の配線でゴチャゴチャなのでノイズを拾って当然の環境です・・ただこれだと、
オーディオソース(1)(2) |
▼(デジタル) |
光ファイバーオーディオ切替器 |
▼(デジタル) |
Bluetooth トランスミッター |
▼(デジタル) |
ネックスピーカー |
となってしまうので、「DAコンバーター」が接続できなくなりスピーカーやヘッドホンから音が出ないことになります。
「光デジタル分配器」を追加
この問題は「光ファイバーオーディオ切替器」からの出力を分配すれば解決です。そこで「光デジタル分配器」を用意しました。分配機を追加し接続し直すと、もちろん直接つないだ場合と同様「Bluetooth トランスミッター」経由でのノイズはなくなりました。
オーディオソース(1)(2) | |
▼(デジタル) | |
光ファイバーオーディオ切替器 | |
▼(デジタル) | |
光デジタル分配器 | ▶ |
▼(デジタル) | ▼(デジタル) |
Bluetooth トランスミッター | DAコンバーター |
▼(デジタル) | ▼(アナログ) |
ネックスピーカー | AG03MK2 |
▼(アナログ) | |
スピーカー・ヘッドホン |
それにしても何か新しいことを試すたびに、この手の機器とケーブルが増えていきます。そして、ほとんどの機器が USB 電源ケーブル接続なのはよいのですが、電源とする USB ポートが足りなくなります。今度は USB 電源タップの増設か・・
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