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3月に予約注文した「Retroid Pocket Classic」が、ついに届きました。
まだ届かない・・
先週の土曜日(4/26)の時点ではステータスが未発送だったので、Retroid 社にメールで問い合わせてみると、翌日、既に発送済みとの連絡がありました。
下記は最終的な配送の追跡履歴ですが、ちょうど問い合わせた少し前に発送されていて、そのデータの反映が遅かっただけのようでした。発送からは約1週間で手元に届いていることになります。無事に届いてよかったです。
さっそく開封!
本体の質感は Retroid Pocket 4 Pro、Retroid Pocket 5 同様、相変わらず良質でいい感じです。今回は本体といっしょにスクリーンプロテクターも購入したのですが、こちらも良質でした。ただ、けっこう厚めなのでこれを貼ってしまうと、当然ですが、せっかくのベゼルと画面が一体形のフラットな作りがそうではなくなってしまうので、無くてもよかったかもしれません。

まずはベンチマークテスト
まずはやってみたくなるのが、どのくらいの性能なのかということでベンチマークテストです。既にレビューされている YouTube 動画などを参照するとそれほどでもないという情報を見ていますが、さてどうでしょう。先日、手元のいろいろな Android デバイスで計測した表がありますので、そこに追加してました。
ANTUTU
Xiaomi Pad 7 | 1,320,638 |
Retroid Pocket 5 | 844,813 |
Retroid Pocket 4 Pro | 713,529 |
iPlay 60 mini Turbo | 539,757 |
iPlay 50 mini Pro | 417,726 |
Retroid Pocket Classic(6+128GB Classic 6) | 412,402 |
Geekbench CPU Multi-Core スコア
Xiaomi Pad 7 | 4,732 |
Retroid Pocket 5 | 3,554 |
Retroid Pocket 4 Pro | 3,408 |
iPlay 60 mini Turbo | 2,898 |
Retroid Pocket Classic(6+128GB Classic 6) | 2,289 |
iPlay 50 mini Pro | 1,862 |
Geekbench GPU スコア(OPENCL)
Xiaomi Pad 7 | 7,845 |
Retroid Pocket 4 Pro | 4,505 |
Retroid Pocket 5 | 3,830 |
iPlay 60 mini Turbo | 1,310 |
iPlay 50 mini Pro | 1,287 |
Retroid Pocket Classic(6+128GB Classic 6) | 428 |

「iPlay 50 mini Pro」と同じくらいという感じでしょうか・・Geekbench の GPU スコアがやけに低いのですが、グラフィック性能は今一つなのか?ちなみに ANTUTU の GPU スコアを比較すると、
- iPlay 50 mini Pro[63,157]
- Retroid Pocket Classic[52,020]
と、Geekbench ほどの開きはありませんが、スコアが低いのはその通りのようです。ただ、これらの数値だけではエミュレータでのゲームの動きはわかりませんので、次は実際にゲームのインストールです。
試しに「RPCSX-UI-Android」をインストール
スペック的に「RPCSX-UI-Android」の実行はかなり厳しいと思いますが、せっかくなので試してみました。先日同様、
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 第2次スーパーロボット大戦OG
これら3本をインストールしてみました。グラフィックドライバは、カスタムドライバも試しましたが、デフォルトが一番良さそうなので今回は使っていません。この辺りは新しいチップなので、今後に期待したいと思います。
時獄篇、天獄篇は、オープニングムービーでサウンド再生が乱れるところがありますが、なんとか。戦闘デモはかなりサウンド再生が厳しいようです。ゲーム本編もサウンド再生がかなり厳しく、動きももっさりとしていてプレイしづらいというか、さすがに無理そうです。OGも同様ですが、こちらはゲームプレイ中に落ちてしまいますので、ほぼ無理なようです。ただ、これらが動いたとしても、画面サイズが約4インチなので、いくら1,240×1,080の解像度できれいに映っていてもテキストが小さすぎて、老眼の管理人には相当厳しいです。おそらく快適に動いたとしてもプレイは難しそうです・・

サターンエミュレータ専用に
画面サイズやスペック的に PS3 のゲームは早々にあきらめて、当初の思惑通りサターンのゲームを動かしてみましょう。
サターンのスパロボは、こちらの2本があります。
- スーパーロボット大戦F
- スーパーロボット大戦F完結編
サターンくらいだと解像度的にはいい感じですね。

ところで、せっかくの 6ボタンモデルなので、他のゲームもインストールしてみましょう。サターンのソフトはけっこう持っていて、苦手なのですが格闘ゲームやシューティングゲーム、カーレースゲームなどもあります。当時サターンといえば、これといったような有名ソフトも数本あります。そのうち全部吸出そうと思いますが、一気に作業するのも大変なので今回はこちらの3本を。
- バーチャファイター
- 極上パロディウスだ!DELUXE PACX
- 美少女戦士セーラームーンSuperS Various Emotion

今回のエミュレータ導入は、こちらを参考にさせていただきました。
セガサターン(SS)エミュレーター「Yaba Sanshiro 2」の使い方|完全ガイド
https://tonchikiroku.com/sega-saturn-emu-info
とんちきさん、ありがとうございます。
実は「Yaba Sanshiro 2」をインストールする前に RetroArch で、サターンのコアをインストールして実行してみました。ゲームは動くのですが、6ボタンの設定を確認することができなかったので「Yaba Sanshiro 2」を使ってみました。こちらは、きちんと6ボタンの設定が確認できましたのでその点でも使いやすいです。無料版だと広告が出るのですが、ゲーム中は支障がないのでいいでしょう。
ところで、バーチャファイターは中古価格数百円のようですが、パロディウスは5,000~10,000円弱、セーラームーンもそのくらいの相場のようです。意外とお高めのソフトが眠っていました。もちろん売りませんけど・・高値だとなんだかうれしいです。

まとめ
「Retroid Pocket Classic」は、価格的にもそれほどのスペックを期待していたわけでもないので PS3 のエミュレータの件はよしとして、しばらくは懐かしのサターンゲームを楽しみましょう。PS2 エミュレータも気になるので、そのうち試してみることにします。


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