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今回は1年前に購入した Android タブレットの新型を追加購入したお話を。
夏から、PS2 版「スーパーロボット大戦IMPACT」を「Retroid Pocket 4 Pro」でプレイしています。「Retroid Pocket 4 Pro」の 4.7インチの画面では平面マップが少し小さく見えづらいので、いろいろと試行錯誤しました。
新型 Android タブレット セール記事
拡大して見るのもよいのですが、今一つプレイしづらいといえばしづらいです。元々使っていた Android タブレット(ALLDOCUBE iPlay 50 mini Pro)で快適に動けばなぁと思っていたところに先月、同メーカーで新型の性能が向上したタブレットのセール記事を見つけました。
独身の日セールでAlldocube iPlay 60 mini Turboが2万円切りでセール中!【Snapdragon 6 Gen 1搭載】
https://daily-gadget.net/2024/11/11/post-79530/
ついに登場!Alldocube iPlay60 mini Turboレビュー【発売2.4万円でSnapdragon 6 Gen 1搭載】
https://daily-gadget.net/2024/10/15/post-78369/
「iPlay 50 mini Pro」は1年前に購入したので、タブレットとしてはまだまだ現役ですが、肝心な用途の PS2 のエミュレーションには、ややパワー不足な場合もあるようですので、ここはセールでコスパも魅力的な「iPlay 60 mini Turbo」を試してみるのも悪くはないなと思い購入してみることに。
初めての「AliExpress」
というわけで「AliExpress」で初めてのショッピングです。先日「Banggood」で「Retroid Pocket 4 Pro」を購入した際は、いろいろと初めてのことがあったので、今回もドキドキしながら、アカウントの新規登録や注文処理をしましたが意外と簡単でした。
まず、住所に日本語がそのまま使えましたし、PayPal での支払いもわかりやすかったです。一点だけ慣れていないせいかと思いますが、クーポンの利用の仕方がよくわからず・・ストアクーポンは使えたのですが、先の記事で紹介されていたサイトのクーポンは使えませんでした。まぁそれでも、表示価格 23,595円ーストアクーポン(1,755円)=21,840円 さらに、Paypal の残高(Anbernic のアフィリエイト報酬)が 2,438円もあったので、実質 19,402円になり 2万円弱で購入できました。
納期はというと、11/15(金)の夜に注文して、11/22(金)の朝に届きました。早いですね・・配送追跡の連絡もけっこう詳細でした。梱包は相変わらずの中国発送という感じで、お世辞にもきれいとは言えないビニール袋に包まれていました。中身はこれまた中華商品でよく見るソーセージみたいなエアキャップ?にしっかりと梱包されていました。なので、外側がビニール袋でも何の問題もないわけですが家族からは、また怪しげなものが届いた・・と思われる始末。
ちなみに国内で購入しようと思うと、かなり割高でした。購入しようとしたタイミングでは、楽天が一番安い価格でしたが、それでも 4,000円ほど割高でした。楽天も「ALLDOCUBE」オフィシャルストアですが、「AliExpress」からの購入でも同様なようですので、モノは同じかと。届いた製品にも技適番号が記載されたシールは貼ってありましたし問題はなさそうです。
「iPlay 60 mini Turbo」のスペック
届いた「iPlay 60 mini Turbo」を開封してみると、サイズや見た目は「iPlay 50 mini Pro」とほとんど一緒です。大きくはリアカメラの出っ張りの大きさが違うくらいしか差がないように見えます。本当に中身は違うんでしょうね・・という感じです。
せっかくなのでプレイする前に「iPlay 50 mini Pro」「iPlay 60 mini Turbo」それらと比較のために「Retroid Pocket 4 Pro」のベンチマークテストを行ってみました。まずは『ANTUTU』で。
【総合スコア】
Retroid Pocket 4 Pro > iPlay 60 mini Turbo > iPlay 50 mini Pro
713,529 > 539,757 > 417,726
「iPlay 50 mini Pro」を基準とすると、「iPlay 60 mini Turbo」は約1.3倍、「Retroid Pocket 4 Pro」は、約1.7倍のスコアとなりました。これなら「iPlay 50 mini Pro」でやや物足りなかったPS2のエミュレータも3割増しのスペックなら「iPlay 60 mini Turbo」で十分に稼働しそうです。
次に『Geekbench』で。
【CPU Multi-Core スコア】
Retroid Pocket 4 Pro > iPlay 60 mini Turbo > iPlay 50 mini Pro
3,408 > 2,898 > 1,862
「iPlay 50 mini Pro」を基準とすると、「iPlay 60 mini Turbo」は約1.5倍、「Retroid Pocket 4 Pro」は、約1.8倍のスコアとなりました。
【GPU スコア】
Retroid Pocket 4 Pro > iPlay 60 mini Turbo > iPlay 50 mini Pro
4,452 > 1,308 > 1,300
「iPlay 50 mini Pro」を基準とすると、「iPlay 60 mini Turbo」は変わらず、「Retroid Pocket 4 Pro」は、約3.4倍のスコアとなりました。
グラフィック性能は「iPlay 50 mini Pro」と「iPlay 60 mini Turbo」では、それほど変わらないのでしょうか・・まぁ総合的に少なく見積もって2割増しの性能だとしてもそれくらいスペックが向上すればおそらく要件を満たすと思います。
8.4インチ画面で「スーパーロボット大戦IMPACT」プレイ復活
スペックが確認できたところで、さっそく「iPlay 60 mini Turbo」で PS2 版「スーパーロボット大戦IMPACT」を試してみると、「Retroid Pocket 4 Pro」でプレイするのと同等にスムーズに稼働します。そして何より画面が大きいので、例の平面マップの表示も問題ありません。大成功です!
このクラスのタブレット、価格的には1年前とほとんど変わらないとして、性能はこんな感じで一回りも二回りも向上するので、なんとも買い時が難しいのですが、2万円程度のものなので1年での買い替えも仕方ないのかなとも思います。もちろん「iPlay 50 mini Pro」もタブレットとして、ブラウザや動画の視聴には十分使えますし、PS2 のエミュレーションにしてもゲームによっては十分稼働します。例えば、先月もブラックフライデーセールで少しお買い得だったので、中古ゲーム販売サイト「ふるいち Online」 でPS2 版の「サンライズ 英雄譚」シリーズを購入してみました。こちらは4本とも序盤を試しただけですが「iPlay 50 mini Pro」で十分プレイできました。
まとめ
現在、Android 版の PS2 エミュレーターは、どのデバイスでも『NetherSX2』を利用していますが、特に細かな調整をすることなくプレイしています。「iPlay 50 mini Pro」で「スーパーロボット大戦IMPACT」をプレイすると、動きがたまにカクついたり音が乱れたりといったことがあり、いろいろなデバイスへグレードアップした話となるわけですが、ゲームによって使用するデバイスを使い分けてもよいわけで、しばらくは「Retroid Pocket 4 Pro」、「iPlay 60 mini Turbo」、「iPlay 50 mini Pro」を使い分けてプレイしようかなと思います。
それにしても、2万円程度のタブレットが、年々これだけ進化するとなると、あと数年も経てば、Android デバイスで PS3 のエミュレーションができるようにならないものでしょうか・・期待してしまいます。
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